2018-01-01から1年間の記事一覧

老化、そしてこの認知症への道かも?

老化、そして認知症への道かも? 2018/12/27 十河智 ああ、これが老化か、そう思って落ち込むこともある。ものを忘れる。判断と行動が鈍くて、自分の思うことがなかなかスムーズに進まない。そして諦め調子に、マイペース、マイペースと、呪文をかけて言い聞…

「セレネッラ」【第17号・冬の章】を読む

「セレネッラ」 【第17号・冬の章】を読む 2018/12/22 十河智 LAWSONで、三人も店員さんがやって来て、やっと手に入れた。 今号から、写真俳句が始まった。写真の切り取り方は、俳句に通じると、常々思っているので、楽しみな企画である。 全体の印象と好…

歌詞集一冊、歌いました。

歌詞集一冊、歌いました。 2018/12/21 十河智 今大阪、寝屋川に帰り着きました。半年に一度は、故郷にも帰っておきたいと、なんという用事もなく、弟たちの顔と、SNS情報で知った香東川の白鳥を見に帰りました。 昨日は、お年を召した高松句会の世話人の方を…

香東川に白鳥がいると聞きました。

香東川に白鳥がいると聞きました。 2018/12/19 十河智 高松の香東川に白鳥がいると聞き、見に帰ってきました。 川沿いの山にはよく登りましたが、香東川を河口付近から上流へ余り行ったことはないのです。子供の頃は、水量の少ない、整備されない川だったと…

70歳を過ぎた幼友達

70歳を過ぎた幼友達 2018/12/18 十河智 ちょうどひと月ほど前、古くからの友人が紅葉を見に行きたいと電話してきた。ちょうど京都の八瀬へでもと思っていたときだったのだが、まだ八瀬の山道は台風の後始末が終わっていないようで電車が通っていなかった。…

當麻寺奥の院の襖絵、お披露目

當麻寺奥の院の襖絵、お披露目 2018/12/09 十河智 この前の木曜日に當麻寺「大方丈」の襖絵のお披露目の公開を見に行きました。上村敦之さんの描かれたものです。奈良には、上村松園、松篁、敦之、三代の松伯美術館があり、よく行きます。松篁さん、敦之さん…

やぎカフェで会いました。

やぎカフェで会いました。 2018/12/08 十河智 フェイスブックのお友だちで、俳句をなさる緒方順一さんにうちの近所のやぎカフェでお会いしました。 写真でお年がわからず、おじさんと句にいれたことがありましたが、娘くらいか年若い青年でした。おじさんと…

茨木和生句集「潤」を読みました。

茨木和生句集「潤」を読みました。 2018/12/07 十河智 茨木和生句集「潤」を読みました。 奥様とのお別れへの一日一日が、そのまま俳句に残されていて、私たちにも来るであろうそのときの心構えが示されているような気がしました。 もちろん、著者の悲しみ、…

「玻璃の展覧」

「玻璃の展覧」 2018/13/03 十河智 「玻璃の展覧」は、とても楽しかった。 まずは入口で、参加者の編集になる本を二冊買わせていただいた。 中島葱男さんの主宰するインターネット句会の記念号「丘ふみ游俳倶楽部 百五十号発刊記念句集」。 そして、葛原りょ…

そろそろ世代交代かな?

そろそろ世代交代かな? 2018/12/02 十河智 今日は誕生日。72才。 祝う? そんな気持ちでもない。それでも、少し浮き浮きと、近くに住む姪二人を呼んで、四人で、遅いお昼を外食、家で近況を確かめあって、今帰したところだ。 タイミングよく娘から電話が…

句帖を拾ふ(2019/12)

句帖を拾ふ(2019/12) 2018/12/01 十河智 1 オリオン Orion オリオン座誕生日ごろ見上ぐれば the Olions; looking up at the sky around my birthday オリオンや人の体は集合体 the Olions; the human body is an aggregation 2 初雪 first snow 初雪やここは…

美術館と紅葉、風邪疲れ

美術館と紅葉、風邪疲れ 2018/12/01 十河智 十一月の下旬は娘の家に滞在しました。何回かに分けて、滞在記を挙げます。気候が変わり目で、体調をくずしましたが、東京の美術館と、静岡で紅葉は見ました。 一 まずは出発の日。11月20日、火曜日 晴天とま…

京都大学薬用植物園特別講演会・見学会

京都大学薬用植物園特別講演会・見学会 2018/11/19 十河智 京都大学薬学部構内附属薬用植物園及び講堂で、11月4日に開催された 京都大学薬学部構内附属薬用植物園及び講堂で、11月4日に開催された京都大学薬用植物園特別講演会・見学会に行った。 講演…

近所へ紅葉狩

近所へ紅葉狩 2018/11/12 十河智 このところの冷え込みで、野山が色づき始めた。京都の河端も幾度に紅葉濃くなっていた。 昨日は遠くへ行きたくなかったが、紅葉を見たいと、近所の、公園を順にドライブで、見て回ることにした。 深北緑地公園、打上川緑地公…

芸術の秋ですね。

芸術の秋ですね。 2018/11/12 十河智 秋は、友人、知人から、日頃やっている趣味の域を超えた、音楽会、展覧会の開催告知葉書をよくいただく。なるべく行くことにしている。 写真のひとつは私の書道の先生のそのまた先生の主だったお弟子さん達の書道展。も…

片付け初め、そして老いてゆく住宅街

片付け初め、そして老いてゆく住宅街 2018/11/09 十河智 一 少しずつ片付けなければと、感じ始めている。 70歳を過ぎた。夫は二歳年上、まだまだという気持ちともうやらないとできなくなるという気持ちの相克。 書棚の本。娘の代では着なくなった着物の類…

「熊野概論」谷口智行著を読みました。

「熊野概論」谷口智行著を読みました。 2018/11/04 十河智 「里」の谷口智行さんから贈っていただいていたご著書の「熊野概論」を、読み切った。 外出のとき、携行して、少しづつ読み進んだ。かなり分厚いが、中は、意外と、初出が連載のようで、短い区切り…

広島県福山市鞆の浦

広島県福山市鞆の浦広島県福山市鞆の浦 2018/11/04 十河智 10月の最終の月火の関西在住高校女子会一泊旅行、今年は広島県福山市の鞆の浦であった。メンバー9人、一人が欠席で、8人が、座席指定の新幹線に関西の三都から乗り込む。目的地で、ご馳走と温泉…

SNSを始めてよかったと思うこと

SNS を初めて、よかったと思うこと。 2018/11/01 十河智 日頃の結社の雰囲気と違う句風に、同じ寝屋川に住む桂信子さんのお弟子さん、山田由紀子さんに相談していたとき、紹介するから現俳へと誘っていただき、もうかなり年月が経つ。四季の投句と、全国大会…

句帖を拾ふ(2018/11)

句帖を拾ふ(2018/11) 2018/11/01 十河智 1 鰯 sardine 突堤に釣れば鰯の列(つら)なりて fishing on the breakwater; lined sardines 鰯開く骨にツツツと親指を separating flesh of a sardine; a thumb moving roughly along the bones 2 鱸、すずき Japan…

【2018年10月21日】

【2018年10月21日】 2018/10/28 十河智 一 〔どちらも行きたい重なる日〕 11月の第三週、日曜日に、寝屋川市薬剤師会の「薬と健康展」と麦笛句会が重なってしまった。いつもであれば、どちらかを諦めるのだが、今年は事情が違った。 「薬と健康展…

藤原京のコスモス野

藤原京のコスモス野 2018/10/16 十河智 新聞に藤原京跡のコスモス野が載っていた。 今日お昼ご飯の後行こうとナビに入れた。お昼はいつもの平城京隣のご飯やさん、ただ行きもいつもと違う道をナビが教える。原則有料道路は使わないのに、何度やっても、第二…

ちょっと京都へ

ちょっと京都へ 2018/10/14 十河智 幼い時から、ふらっと、歩き回る子だった。 自転車に乗れるようになると、半径を大きく広げてさ迷った。 学校が終わって、夕方ごろまで。 歩くときは石ころを蹴りつつ、空を見たり、町の映画看板をみたり。 自転車の時は、…

現代俳句文庫ー84 「朝吹英和句集」ふらんす堂

現代俳句文庫ー84 「朝吹英和句集」 ふらんす堂、を読む 2018(10/08 十河智 朝吹英和さん、「俳句スクエア」に同人として投稿されているお仲間であるが、ご本人のことをあまり知らずに、俳句だけ読ませていただいていた。 この句集をいただいて、ご年齢が私…

「俳句のの五十年」高浜虚子 中公文庫(解説 岸本尚毅)

「俳句のの五十年」高浜虚子 中公文庫(解説 岸本尚毅) 2018/10/08 十河智 面白かった。読みやすかった。昔出された本を文庫化したものだが、外出の時、持ち歩き、読み繋ぐのに、ちょうどよい、中味の本であった。話し言葉だが、語り口が穏やかで、丁寧、一…

當麻寺へ行かない?

當麻寺へ行かない? 2018/10/07 十河智 台風25号は逸れて、それなりの風と雨を残しつつも、青空のある暑い日となった。どこかに出掛けたくて、主人を誘うと、連休だからと乗り気ではなさそうだった。 そこへ小学校から高校までの友達で、一番近い守口にす…

荒木かず枝さんの句集、「真 MAHANI 埴」を、読みました。

荒木かず枝さんの句集、「真 MAHANI 埴」を、読みました。 2018/10/03 十河智 FBお友だち、荒木かず枝さんの句集、「真 MAHANI 埴」を、読みました。 俳句がご縁で、お友だちになったと思うのだが、ネットには俳句を出さない方なので、この句集で、初めてか…

句帖を拾ふ(2018/10)

句帖を拾ふ(2018/10) 2018/10/01 十河智 1 秋澄む fresh air of autumn 秋澄むや吉田山より嵐山 fresh air of autumn; viewing Arashiyama mountains from the hilltop of Yoshidayama 倒木の遮る前途秋澄めり a fallen tree blocks the way ahead; fresh ai…

喫茶茂庵と萩の寺

喫茶茂庵と萩の寺 2019/09/29 十河智 また名古屋から京都にお母様を見舞う人が声をかけてくれて、懐かしい吉田山と出町柳辺りを散策しました。吉田山では喫茶茂庵でランチ、出町柳では、友人の薬局で蓮のお茶をいただきました。近くの萩の寺も出入り自由で、…

第九回田中裕明賞受賞、小野あらたさんの第一句集「毫」を読みました。

第九回田中裕明賞受賞、小野あらたさんの第一句集「毫」を読みました。 2018/09/25 十河智 ふらんす堂から出ている選考経過報告の冊子に、ご本人の受賞の言葉があり、「俳句甲子園」から俳句を始めたが、俳句を続けるために「大学入学」「新社会人」の壁は大…