2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

句帖を拾ふ(2018/11)

句帖を拾ふ(2018/11) 2018/11/01 十河智 1 鰯 sardine 突堤に釣れば鰯の列(つら)なりて fishing on the breakwater; lined sardines 鰯開く骨にツツツと親指を separating flesh of a sardine; a thumb moving roughly along the bones 2 鱸、すずき Japan…

【2018年10月21日】

【2018年10月21日】 2018/10/28 十河智 一 〔どちらも行きたい重なる日〕 11月の第三週、日曜日に、寝屋川市薬剤師会の「薬と健康展」と麦笛句会が重なってしまった。いつもであれば、どちらかを諦めるのだが、今年は事情が違った。 「薬と健康展…

藤原京のコスモス野

藤原京のコスモス野 2018/10/16 十河智 新聞に藤原京跡のコスモス野が載っていた。 今日お昼ご飯の後行こうとナビに入れた。お昼はいつもの平城京隣のご飯やさん、ただ行きもいつもと違う道をナビが教える。原則有料道路は使わないのに、何度やっても、第二…

ちょっと京都へ

ちょっと京都へ 2018/10/14 十河智 幼い時から、ふらっと、歩き回る子だった。 自転車に乗れるようになると、半径を大きく広げてさ迷った。 学校が終わって、夕方ごろまで。 歩くときは石ころを蹴りつつ、空を見たり、町の映画看板をみたり。 自転車の時は、…

現代俳句文庫ー84 「朝吹英和句集」ふらんす堂

現代俳句文庫ー84 「朝吹英和句集」 ふらんす堂、を読む 2018(10/08 十河智 朝吹英和さん、「俳句スクエア」に同人として投稿されているお仲間であるが、ご本人のことをあまり知らずに、俳句だけ読ませていただいていた。 この句集をいただいて、ご年齢が私…

「俳句のの五十年」高浜虚子 中公文庫(解説 岸本尚毅)

「俳句のの五十年」高浜虚子 中公文庫(解説 岸本尚毅) 2018/10/08 十河智 面白かった。読みやすかった。昔出された本を文庫化したものだが、外出の時、持ち歩き、読み繋ぐのに、ちょうどよい、中味の本であった。話し言葉だが、語り口が穏やかで、丁寧、一…

當麻寺へ行かない?

當麻寺へ行かない? 2018/10/07 十河智 台風25号は逸れて、それなりの風と雨を残しつつも、青空のある暑い日となった。どこかに出掛けたくて、主人を誘うと、連休だからと乗り気ではなさそうだった。 そこへ小学校から高校までの友達で、一番近い守口にす…

荒木かず枝さんの句集、「真 MAHANI 埴」を、読みました。

荒木かず枝さんの句集、「真 MAHANI 埴」を、読みました。 2018/10/03 十河智 FBお友だち、荒木かず枝さんの句集、「真 MAHANI 埴」を、読みました。 俳句がご縁で、お友だちになったと思うのだが、ネットには俳句を出さない方なので、この句集で、初めてか…

句帖を拾ふ(2018/10)

句帖を拾ふ(2018/10) 2018/10/01 十河智 1 秋澄む fresh air of autumn 秋澄むや吉田山より嵐山 fresh air of autumn; viewing Arashiyama mountains from the hilltop of Yoshidayama 倒木の遮る前途秋澄めり a fallen tree blocks the way ahead; fresh ai…