美術館と紅葉、風邪疲れ

美術館と紅葉、風邪疲れ
　　　　　　　2018/12/01
　　　　　　　十河智
　十一月の下旬は娘の家に滞在しました。何回かに分けて、滞在記を挙げます。気候が変わり目で、体調をくずしましたが、東京の美術館と、静岡で紅葉は見ました。

一
まずは出発の日。１１月２０日、火曜日
晴天とまでは言えなくても、暖かい日でした。
　会いたかった俳句のお友だちの関西旅行と丁度日程が被り、とても残念でした。
　第二京阪から京滋バイパス辺り、城陽市にヤギを飼う俳句のお友だちのことも思いだし、この方ともいつか会えるかな、と。
お昼頃、高速を降り、近江平野をドライブしました。ひつじ田が見事に輝く黄金の絨毯でした。

まずは、出発しました。

冬霞やぎとおじさんゐるあたり
winter haze;
where the goat and man are around

冬温か千葉の句友と行き違ふ
warm winter;
a haiku friend from east to west and I to the oppsite

小春日や山にすじ雲うつすらと
Indian summer;
thin lines of clouds above mountains

金色に近江ひつじ田耀けり　
the field after reaping filled with golden second ears of rice;
the brilliant Ohmi Plain

短日を近江八幡より彦根
short day;
roaming by car from Ohmi-hachimann to Hikone

定休日火曜の近江紅葉かな　
shops in Ohmi closed on Tuesdays;
colorful autumn leaves

　静岡に着くころには、月が出て暗くなっていました。

暮早し月の出迎へありにけり
getting dark early;
receiving the welcome from the moon in twilight