縁あって、読ませてもらえることができた、冊子たち

縁あって、読ませてもらえることができた、冊子たち。
        2018/09/13
        十河智

 高校の同窓の前田霧人さんの著「新歳時記通信」第11号
 各号のテーマで、地域性、専門性を鑑みて、季語の収集と解説をしている。例句は、今号から、今真っ盛りの俳人からも多く録っていて、それを拾い読みするだけでも面白かった。
 この号は、「空の題」、少しずつ読み進めて、やっと最後に辿りついた。

 「杭」は霧人さんの所属結社誌、季刊。俳句と短文で構成されている。
偶然「里」の会で、お知り合いになった米岡隆文さんが、同人であり、つい最近代表となられた。米岡隆文さんの巻頭評論「三鬼の気になる三句」が面白い。

 毎回、議論の詳細を伝えてくれる「田中裕明賞」の選考会の様子とその発表。受賞作品は今年はまだ手元にないが、楽しみ。