高齢者法定講習に行きました。

高齢者法定講習に行きました。
      2017/8/22
      十河智

運転免許証の書き替えが近づき、高齢者法定二時間講習に行きました。 主人と誕生日が一ヶ月違いなので、二人ならんで受けましたが、二回目の主人は、毎回の面倒くささがかなり不満のようです。ただ前回の実験的なものと違い、五ヶ月前から法定講習となっていると言われ、仕方ないと思ったようです。
 運転に自信があり楽しみでもある主人はもちろん、私も自分の運転できる範囲は心得ていて不安はないのですが、どうも世間的には、心配の種のようです。ドライブレコーダーの普及のお陰か、鮮明な事故の瞬間の動画と最新の統計データで、脅かされました。コースに出ての課題に、ワザワザ縁石に乗り上げて、すぐに止まるという、ブレーキ、アクセルの踏み間違いのミスを想定したものまでありました。
 教習所の車に乗りましたが、普段の車と違うので、ゆっくり確認したいところを、耳元であれこれコースの指示、教官も、普通の乗用車で、教習用でないところが、かなりストレスあるかもと、終わってから思いはしましたが、少しうっとおしい程でした。これからは軽微な違反でも、あると、認知機能検査を受けて、三時間講習など重いハードルにもなるので、気をつける様にと釘を刺されました。何か少々年寄りに必要以上の負荷を強いているようにも感じますが、言ってはまずいのでしょうね。何はともあれ、あと何年かは、ドライブ、楽しめそうです。
 食事に寄ったところで、まず、かき氷、それからコーヒーと、暑さと気持ちを鎮める必要がありました。

秋暑し教習車内緊張す
書き替への敷居は高くあきつ飛ぶ
天高しただ年並に狼狽へぬ
お定まり事故の動画と麦茶かな
秋の蚊のごとし細かきコース指示
かき氷コーヒー講習終えてすぐ