御巣鷹山の事故

御巣鷹山の事故
     2017/8/12
     十河智
お盆で帰省すると、あの事故の一報の電話が入りました。大塚製薬という徳島の会社で、同期のルームシェアしていた友人が日航機に乗っていたと、知らせが来ました。そのひとのご主人はやはり同僚で、神奈川のひと、神奈川への帰省を兼ねて、家族でディズニーランドを楽しんだ帰り、徳島へ直行する便を、夫と息子に譲り、自分と娘が、件の便に乗り合わせ、大阪で乗り継ぐ予定でした。先に徳島の家に着いた夫と息子は夕方のニュースで、事故のことを聞いたといいます。
 退職後も交流があり、高松へ帰省すれば、会っていました。なくなった娘さんは、まだ中学生、うちの娘のひとつ上、娘の成長と、重ね合わせて思い出されて、悲しく残念な思いです。慰霊の報道のたびに、もう交流のなくなったご主人や息子さんのことも思い出されます。

御巣鷹や遺族の登る山であり
送り火御巣鷹山に思ひ馳せ
あの事故も早一昔帰省中