天満橋からNHK ホールへ、キエフ・クラッシック・バレエを見ました。

 天満橋からNHK ホールへ、キエフ・クラッシック・バレエを見ました。
        2017/7/8
        十河智

 昨日はバレエを見た。好きで、テレビの深夜などある中継では見ても、本物の舞台を見るのは、過去二回ほどであり、今回と同じく観劇団体の例会であった。日本のバレエ団の公演しか見たことがなかった。昨日の公演は、大阪のNHK ホールで、ウクライナキエフ・クラッシック・バレエ、出し物は、「クルミ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」のハイライトシーン。筋も音楽もよく知っているので、ハイライトであっても楽しめた。
 大阪パルコープでは、コープシアターという活動をしている。世話人は、本物を知っている、もと舞台関係者がいるようで、積立の月数を変えてまで、いいものを見せてくれている。今回も、可愛い、安心できる踊りで、至極満足して帰った。ただ席が劇場部分の二階席で、階段しかなく、多くの会員が難儀していた。年寄りが多いのだ。特に平日の昼の公演なので。
 ホールへ天満橋からタクシーに乗ろうとしたが、一見して同じ目的地の人ばかり並んでいて、十分以上待って一台、また来ない、が何回かあった。私は一人、後ろの何人かのリーダー格の人に、相乗りを頼まれた。同年代のよく似た行動パターンの人は、話が早い。降りるときもさっと割り勘、パッとそれぞれの連れを探して離れていった。
 帰りは友達とお茶などゆっくり楽しんで、駅まで歩いた。天満橋近くの八軒屋という川の畔で、その日、七夕祭りイベントがあると言う。連れの友人によれば、二・三年前からの新たな市民イベントらしい。浴衣の若者が往き来していた。

大事なる七夕飾り捧げ行く
七夕や逢瀬といふこと知りてより
七夕祭り市民の集ふ八軒屋
七夕や水辺イベント屋台など
炎昼ややつと相乗り劇場へ