葵祭の京都

葵祭の京都
       2017/5/25
       十河智

私が伊豆への旅行に出かける日は、葵祭と重なり、京都は人の出が多いと思いました。出発は京都駅をお昼以後何時でも良かったので、主人と車で行って、一遊びしてから、新幹線にと思っていたのですが、京都市内に入るのは止めにして、便利な京阪直Q便という住んでいる場所から京都駅八条口まで連れていってくれるバスにしました。京都駅八条口は再開発が終了し、とても綺麗で、分かりやすく便利になっていて、人混みを通ることなく、新幹線に乗り込めます。京都に行くときは、最近はこのように、大行事の日や桜、紅葉の季節の観光スポットを避けていくようになりました。歩くのが遅い私が流れの邪魔になり、危険を感じるのです。
 それから一週間遅い句会に、葵祭を題材にした句が散見されました。時節で、評判良くとる人が多く、作者がわかってみると、京都人でした。行ったの?、と聞いてみると、子供の頃からの行事で気になるし、見ないと季が進まないと言うのです。京都の地元の人達には、大切なお祭りだと改めて思われました。

京の人葵祭は大事の日
京の人葵祭の十句持ち
京の人葵祭の仔細まで
斎王は京にも在す加茂祭
観光に膨れ上がるや京の夏