台風18号、静岡上陸

今、静岡にいる。台風18号は大阪を出た時には、すでに南大東島付近で、雨風を伴い強大な様相であった。孫の運動会は、怪しい雲行きではあったが、意外と涼しく運動会としては都合よく終わることができた。孫の二人、当の幼稚園児の今月と上の小学生の来月の誕生日と合同で祝い、お気に入りのプレゼントも買ってやり、何とか台風の進路を気にしつつも、帰路につく日までは持った。昨日の夜から大雨であったが、夜の間のことで、それほどの被害とは思いもよらなかった。高速入り口は、新東名も、東名も、通行止めとなっていては入れなかった。静岡県は、全県にわたって、一夜のうちにかなり出水があり、山が崩れていた。昔沼地だったという当たりの浸水はひどく、明日にも刈り取ろうかという実りの稲が水に浸かり切っており、農夫が二人立ち尽くしていた。
 
  高速に乗れず慌てぬ秋出水
  実る田に溢れる水や農夫立つ
  台風に沼地の昔蘇り