ウガンダの今

 ウガンダの今
      2017/7/19

今日は、寝屋川国際婦人クラブで、ウガンダ人のゲストの話を聴く茶話会に出た。9時に家を出たのだが、バス停交差点に後少しのところで、バスが横切って停車した。走って待ってと言えなくなっている。降りる人もなく発車した様だ。次のバスを待つ。10時に少し間に合わなかった。
 ゲストの紹介は終わっていたが、ウガンダの今をビデオやパワーポイントを利用して、研究者らしい紹介の仕方で、よくわかった。栄養学が専門で、京都大学に大学院生として留学しているウガンダ人の女性が、ゲストである。去年来日、ドクターを取り、研究者を目指す。ほんの数時間、こうして直にお話を聴くだけで、アフリカが、一括りにアフリカではないことを実感する。
 ウガンダはイギリスの植民地だったため、公用語は英語、宗教はプロテスタントが8割以上、イギリス支配の前は、地域内にそれぞれに独立した小王国が複数あり、ウガンダの国名はイギリス人がその中のブガンダ王国の発音を間違えたため定着したらしい。行政にはタッチしないが、王家は存続しているという。気候は北部、南部で雨季が違う二つの気候帯があり、三十五年前までイギリスから独立したが、独裁政治。今の大統領が民主制に移行、三十年間、平和が続いている。国民はこの体制が崩れてほしくないので、同じ大統領を選び続けているという。地下鉄が今年通ったとか、タクシー、トラックなどの交通、輸送の発展。結婚事情、結婚式の様子。周辺諸国や国内の特産品のこと、コーヒーはコンゴケニアに、綿はエジプトに、負けている。輸出国にはなれていない。海はないが山と湖があり、ナイル川の始まるところだという。京大は類人猿研究の名物教授はいるが、アフリカではなく、東南アジアで研究している。ウガンダにも、マウンテンゴリラとチンパンジーが保護されているという話も。あっという間の90分、質問によく答えてくれた。後のお食事には、ご一緒できず、とても残念であった。歯科の予約があったのだ。

サマードレスエクステンションウガンダ
ノースリーブプロテスタントイングリッシュ
汗を拭く結婚費用と教育と
ウガンダへ帰省栄養学研究
湖とコーヒー園と綿の花
日本夏ウガンダ雨の無き季節
大統領王様五人涼しげに
国産みの似た話なり扇子置き
京都暑し冬夏の無き国より来
教授夏会ふマウンテンゴリラかな